Facebookは日本ではあんまり利用されない?


今年に入ってからとても話題になっているFacebook。いろんなところでFacebookページやらアプリやらについて書いたサイトが出てきましたね。

しかし、いきなり言っちゃいますが私はFacebookは日本のユーザーにはあんまり利用されないと思ってます。


まぁ

わかりませんけどねw


もしかしたらすんごい使われて「このブログばかじゃねw?ププー!」となるかもしれません。でも、現時点で私はそうはならないと思ってます。

なんで流行らないと思うかをちょっと書いてみます。主観と感覚値と根拠のない推測を塩コショウで煮込んだような内容なので、生温かく見てください。


ユーザーインターフェース設計が日本人には向いていない

Facebookを使ってみてまず初めに思うのが「めっさわかりにくい」ということだと思います。簡単に言うとユーザーインターフェースが悪いってことです。

Facebookつかってる?わかりにくいよね!?なにあれ!?

mixiとかってほんと手とり足とりですよね。「ブラウザってなに?デスクトップってどこ?URLってなにーウルトラって読むのー?」みたいな女の子でも、誰に教わるわけでもなく自由気ままに使ってらっしゃる。
ゲームでいうとドラクエみたいな感じでしょうか、村につくと初対面の農夫が「村長が病気で寝込んでいる、村の北にある村長の家に行ってごらん」って教えてくれる親切設計。

対して、ことFacebookに至ってはWebでメシ食ってきた人間が何するんでもイチイチGoogle先生にヘーコラしないと使いこなせないわけですよ。

アプリの登録どうやるのー? ヘーコラ <(_ _)>
アプリの削除はどうやるのー? ヘーコラ <(_ _)>
(アプリを削除するのにプライバシー設定のページいかなあかんてどんなやねん・・・)

自分の友人一覧ページに行くことですらmixiよりもずっと分かりにくい。

そもそも全世界共通のインターフェースってことで、myspaceみたいにアメリカとか英語圏のユーザーが慣れ親しんだ仕様になってますからね。

で、いまの米国仕様のインターフェースや手とり足とりレベルでは、日本のユーザーはどう考えても使いにくいと思うんです。mixiの方がどう考えてもわかりやすいやん。ステキやん。

もちろんFacebookは日本向けのデザインにインターゲースを変えることも考えてるでしょう。

でも、設計の根っこの部分が一緒なので限界があります。よくて「日本らしくデザインがカワイくなった」くらいなんじゃないでしょうか。
見た目は日本仕様になっても、本質的な意味でのユーザーインターフェース・使いやすさはさほど変わらない。


人とつながりたい、でもつながりたくない。そんな微妙な日本人

Facebookの実名性は、登録したユーザーを誰でもみつけることができる状態になります。

これって絶対日本人向きじゃないと思うんですよ。

思うに、SNSで仲の良い友人とつながっていたいという気持ちはあるでしょうけれども、誰にでも自分を見つけることができるというある種縛られた状況ってあんまり日本では好まれないと思います。

だって、昔出会ったいやなヤツとか、いじめっことか、忘れたい人などに「一瞬」で見つかってしまうんですよ。ぼかぁいやだ。

つながっていたいけれど、ある自分の中での見えないバリアーは張っていたい。そんな守りの感覚が日本にはあると思います。

そしてその感覚は、Facebookというサービスの根本的なコンセプトと相反するものではないかと。

それが「登録しても積極的にガシガシ使わない」という今のユーザーの行動と関係あるんじゃないでしょうか。


Facebookはユーザーではなく、企業が流行らせようとしている

そんなFacebookくん。いま日本では必死に流行らせようとがんばって使っている人たちがいます。
それは「Facebookを使って商品・サービスをアピールしたい人」です。

つまり、企業ですね。Web制作会社しかり広告代理店しかりコカコーラとかユニクロとかしかりしかりしかりカリカリカリ・・・

まぁ企業がたくさんFacebookでプロモーションを行えば、「わぁ、Facebookにはたくさんお得な情報やサービスについて知れるのね!ステキ!抱いて!」となる可能性もあると思います。
でも、私は個人的に「企業が企業のために普及させようとしているサービス」って、あんまり普及しない気がするんですよね。

やっぱりユーザーが使ってなんぼじゃない。mixiだってTwitterだってなんだって、ユーザーが「これたのしー、べんりー」って思い使い始めてユーザー数が増えたのが最初で、その結果、企業が「お、これビジネスで活用できね??」って行動してきた感じだと思います。
ユーザーが楽しいって思っていないものを企業主体で無理矢理普及させようとするのはどうかと。

きっとアメリカや英語圏のユーザーは、楽しんでやり始めたに違いないと思いますけどね。
でも今の日本はその状況とは違います。もうFacebookは巨大で、それに乗っかりたい企業がいて、でも一般ユーザーはそこまでFacebook使ってなくて、だけど企業は儲けるために何とか使い方を摸索している。全然ちがう。


でも日本のFacebookのユーザーって増えてるんじゃないの?

2011年5月時点での日本のFacebookのユーザー数は3,116,000人弱。映画の影響もあって今年に入ってからかなりユーザー数は増えたみたいです。(ここで調べた

しかし、私の周りを見る限りFacebookはユーザー数ほど利用されているとは思えません。

Facebookユーザーは周りにたくさんいますよ。 おそらく知人の70%くらいはFacebookに登録しています。でも、利用していないんだな、これが。

私もそうなんですが、いろいろな経緯でFacebookには登録したけど、全然使ってない、もちろんmixiみたいに毎日なにかを更新するなんて全然してない、そんな友人ばっかです。

私の周りには職業柄Web系の人が多いんですが、そんな人たちですらそんな感じなので、一般の人はもっと使っていないんじゃないかしら?と思っています。なので活発に利用しているユーザーは実際の数字(3,116,000人)の10分の1くらいなんじゃないかと勝手に思ってます。いや、ほんとはもっと少ないと思ってます。


まとめ

なんかいろいろ書きましたが、つまるところ下記のとおりです。

  1. Facebookのユーザーインターフェース設計は日本人には向いていない
  2. 日本人はいつでも誰にでも見つかる実名性に対して怖れがある
  3. Facebookはユーザーにそこまで流行っていない。登録数と企業が流行らせようとしていることで流行っていると錯覚するだけ
こんな感じかと。


以下、その他思うところ

さーて、内容の薄いことをいろいろ書きましたが、以下にちょっといろいろ思うことをつけたしてみようとおもいます。

私は2006年と2007年、わけあってRSSのサービスを販売する仕事をしてました。RSSリーダーのユーザー数は少なかったですけれども、企業はそこに可能性があると信じ、様々な会社がRSSを使ったサービスを摸索していました。

そのときもRSSのイベントで「RSSでこんなことができる!」、「RSSリーダーは普及する!」みたいなことをいろんな企業が言ってましたが、私はそれがすごい違和感があったんですね。

まず、ユーザーが「これイイネ!」と思っていないものをなんとか「イイネ」と思わせようとしていることへの違和感。
(「イイネ!と思われるサービスにすることではなく、思わせようとしている点がポイント」)

そして「ユーザーがどう幸せ・便利になるか」よりもまずRSS自体を使ってもらうことを第一に考え、そこにユーザーの幸せ・利便性を後からこじつけようとしている姿勢。

非常に むりやり だったんですね。


私はいま、Facebookにも同じような感覚を持っています。
正確にいうと、Facebookを日本でも流行らせようとしている企業に対して同じような感覚を持っています。


あと、すんごい主観的な話になりますけれども、Facebookって使ってみてもまーったくワクワクしなかったんですよ私はw
便利でもワクワクしないサービスって使われないというのが今までの経験上学んだことです。いかに機能が豊かだったり便利だったり得だとしても、人の心を動かさないと使ってもらえないんです。


最後に。

私はとある知り合いの発言を心の中で「デスブログ」と呼んでいます。

それは、その人が「これはくる!」と言ったものは必ず流行らないというジンクスが私の中にあるからですw
(無論ジンクスではなく今までの実績の積み重ねによるものですw)

デスブログとは
有名なアイドル(?)のブログ。そこで紹介されたり書かれたものはすべからく不幸な災害が起こるといわれています。こわいのでリンクしないですけど「デスブログ」で検索すればすぐわかりますw


彼が、「Facebookは絶対くる!」と意気込んでいる。それをみて私は確信します。

Facebookは流行らない。

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