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AdwhirlにAppBank Networkを追加する方法

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以前、iPhoneアプリにAdwhirlを設置してiAdとAdmobを切り替える方法 AdwhirlにCustom EventとしてAdmakerを組み込む方法 でAdwhirlの使い方を紹介しました。

私はAdwhirlにAdmob、iAd、AdLantis、Admaker、AMoAdを組み込んでいるのですが、意外とどれも一長一短なところがあります。

そんな中、先日AppBankから「AppBank Network」についての告知があり、これがまたとても良さそうなので実際に動物オーケストラポコポコアニマルに組み込んでみました。

というわけで今回はAdwhirlにAppBank Networkを追加する方法をザックリご紹介します。

なお、今回の記事は上記iPhoneアプリにAdwhirlを設置してiAdとAdmobを切り替える方法 を読んで設定してあることを前提で書いてますので、まだ読んでない方はそちらからどうぞ。

1、Appbank Networkにアプリを登録する

まずはAppbank Networkにアプリを登録しましょう。こちらの登録フォームに入力するとそのうち承認メールがくると思いますので、メールに記載されているマニュアルPDFにしたがって、Appbank Network(nend)の管理画面で「アプリの作成」と「広告枠の作成」を行ってください。

2、Adwhirl側の設定をする

ここは前回のAdmakerの記事と一緒。

Adwhirlへログインし、Appbank Networkを組み込みたいアプリを選択します。
アプリの管理画面が表示されるので、「Add Custom Event」を選択し、下記のように項目を入力してください。

Name:Appbank Network
Function Name:performEventAppBank

そして、「Ad Serving」を「ON」にして表示率を割り当て、「Backfil Priority」で優先順位を設定してください。

3、プログラムに組み込む

こちらも途中まではPDFのとおりです。まずは管理画面からダウンロードしたSDKに入っているlibNendAd.a とNADView.hをあなたのプロジェクトに突っ込みます。

次にヘッダーファイルにPDFのように設定を追加します。

[c]
#import "NADView.h"
@interface SampleViewController : UIViewController<AdWhirlDelegate,NADViewDelegate>{
NADView *nadview;
}
[/c]

次に、実装ファイル(.m)のviewDidLoad関数の中に下記を追加します。apiKeyと広告枠IDは管理画面で自分のアプリの数値をコピペしてください。

[c]
– (void)viewDidLoad {
[super viewDidLoad];

// 下記を追加
nadview = [[NADView alloc] initWithFrame:CGRectMake(0,0,NAD_ADVIEW_SIZE_320x48.width, NAD_ADVIEW_SIZE_320x48.height)];
// 画面の上部に広告を表示する場合は↑でOKですが、下に表示すると隙間が生じるので、↓を使用してください。縦位置の0が2になっただけです。
// nadview = [[NADView alloc] initWithFrame:CGRectMake(0,2,NAD_ADVIEW_SIZE_320x48.width, NAD_ADVIEW_SIZE_320x48.height)];
[nadview setNendID:@"apiKeyを入れてね" spotID:@"広告枠IDを入れてね"];
[nadview setDelegate:self];
[nadview load:nil];
[/c]

次に、Adwhirlから呼ばれる関数と、AppBank network広告が読み込まれた後に実行される関数を追加します。

[c]
– (void)performEventAppBank:(AdWhirlView *)adWhirlView {
[adWhirlView replaceBannerViewWith:nadview];
}

– (void)nadViewDidFinishLoad:(NADView *)adView{
}
[/c]

最後に、dealloc関数に下記を追加。

[c]
[nadview setDelegate:nil];
[nadview release];
[/c]

アダルト広告を非表示にするには

これで設定は完了です。管理画面のアプリのステータスが「アクティブ」になっていれば広告が表示されるはずです。

なお、管理画面の広告枠を作成時に「18禁広告」をブロックするかどうか選択できますが、その設定だけでは一部の電子書籍系アダルト広告が表示されてしまうことがあります。(しかもバナーがかなりエロい。)

それを非表示するには広告枠のブロック設定で「アダルト」、「性に関する内容」、「電子書籍」をブロックすれば表示されない可能性が高くなりそうです。とりあえず現状私のアプリでは表示されていません。
教えて頂いたAppBankのToshism様、ありがとうございました!

レポートにはAppBank Networkとnendが別で表示されている

管理画面のレポートを見てみると、AppBank Networkとnendの2つのタブが存在し、それぞれで別の数値が表示されます。

AppBank Networkの7円保証がこの両方に対してなのかはちょっと不明です。分かったら書きます。

まとめ

7円保証や広告在庫100%保証など、AppBank Networkは開発者にとってとてもありがたいですね。

私も動物オーケストラポコポコアニマルに組み込んでみました。たぶん今後はAppBank Networkをメインで表示させていくと思います。

広告が表示されるとこんな感じ。(画面は動物オーケストラ)

まだ組み込んでない人はトライしてみてください。

※今のところ上記の設定で私の環境では問題なく表示されておりますが、何か間違っている点などがありましたら教えてください。組み込みは自己責任でどうぞ。

ちなみに、今までAppBankにご紹介いただいたページはこちら
ポコポコアニマル: 動きまわるアニマルちゃんをタップしよう。音と動きがとってもキュート♪無料。
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